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Microsoft TeamsがAI会議アーカイブをデフォルトONに — 3条件を満たす会議で自動生成、管理者は8月前に設定確認を

7月17日、Windows Latestが「Microsoft Teams will use AI to archive your meetings for Copilot analysis by default, plus 6 more changes」と題した記事を公開した。この記事では、Microsoft Teamsが会議をAIで自動アーカイブする機能をデフォルトで有効化する変更をはじめ、計7つの機能更新について詳しく紹介されている。

7月17日、Windows Latestが「Microsoft Teams will use AI to archive your meetings for Copilot analysis by default, plus 6 more changes」と題した記事を公開した。この記事では、Microsoft Teamsが会議をAIで自動アーカイブする機能をデフォルトで有効化する変更をはじめ、計7つの機能更新について詳しく紹介されている。


デフォルトONになるAI会議アーカイブ——条件を満たす会議で記録ファイルが自動生成される

最も実務に直結する変更が、Teams会議のAI自動アーカイブ機能のデフォルト有効化だ。

Microsoftは管理ポータルへの投稿で、2026年8月のロールアウト前に、Teams会議に対してAIが生成する .meeting 形式のアーカイブファイルを自動作成する機能を有効化すると発表した。このファイルはテナントが管理するSharePoint Embeddedコンテナに保存される。SharePoint Embeddedとは、Microsoft 365のストレージ基盤をアプリケーションから利用するための仕組みで、通常のSharePointサイトとは独立した領域に相当する。ユーザーがこのファイルを直接開いたり、名前を変更したり、移動・編集したりすることはできない。

アーカイブが生成される条件

すべての会議が対象になるわけではなく、以下の3条件をすべて満たした場合のみ .meeting ファイルが生成される:

  • 会議の文字起こし(トランスクリプト)が作成・保存されていること
  • 招待参加者のうち少なくとも1人がMicrosoft 365 Copilotライセンスを保有していること
  • 会議オプション「Allow Copilot and Facilitator」が「During and after the meeting」に設定されていること

ただしMicrosoftは、多くの組織がこれらの条件を自動的に満たしているとも指摘している。CopilotがMicrosoft 365のビジネスサブスクリプションにバンドルされるようになったためだ。

アーカイブは何に使われるか

現時点では、会議に関する質問への回答や、会議の要約・招待へのリンクを含む引用の提示にFacilitatorが活用する。FacilitatorとはTeamsに組み込まれたAIアシスタント機能で、会議中・会議後のまとめや議事録生成などを担う。Microsoft 365 Copilotによる本格活用は将来のアップデートで対応予定とされている。

なお、アーカイブファイルには「AIが生成した情報」が格納されるが、生の文字起こしテキストそのものは含まれないとMicrosoftは説明している。ただし、アーカイブ生成のために会議のトランスクリプトとメタデータの処理は行われる。

無効化するには

AIアーカイブを使いたくない場合、2つの手段がある:

  1. 会議単位:「Meeting AI」トグルでCopilot・Facilitator等のAI機能をオフにする
  2. 組織全体Teams管理センターMeeting Policies > AI Memory and Archive にある「Allow AI to archive meetings with .meeting file generation」を手動で無効化する

組織全体の設定はデフォルトでONになるため、管理者が明示的に無効化しない限り、条件を満たす会議でアーカイブが生成され続ける点に注意が必要だ。コンプライアンス要件が厳しい組織では、ロールアウト前に設定を確認しておく必要がある。


その他6つの変更点

チャンネル通知のプリセット細分化(2026年末予定)

チャンネルごとの通知設定に3つのプリセットが追加される:「すべての新着メッセージ」「メンションと返信」「ミュート」。タグ・チャンネルメンション・チームメンションの制御や、バナー通知の管理も可能になる。

参加者ロール別のイベント招待メール(2026年9月〜10月)

出席者と発表者に対して、それぞれ別の招待メールが送られるようになる。発表者は専用のカレンダー招待にもアクセスできる。ロールアウトは2026年9月開始、10月末に広く展開される予定だ。

ライブキャプションの不適切語フィルターがデフォルト無効に

現在はデフォルトで不適切語が非表示になっているが、近日中にこの挙動が変わり、フィルターはデフォルトでOFFになる。既存のユーザー設定には影響しない。

会議チャットの返信スレッド表示

会議チャット内でのスレッド返信が、より見やすい形式で表示されるようになる。具体的なロールアウト時期は元記事の時点では未定とされている。

Teamsフォンのスパム検出強化

Teams電話(Teams Phone)において、スパム・詐欺電話の検出精度が向上する更新が予定されている。着信画面での警告表示が改善され、不審な通話をより早期に識別できるようになる。

管理センターでのポリシー割り当てUI改善

Teams管理センターにおいて、ユーザーへのポリシー割り当て操作のインターフェースが刷新される。複数ポリシーをまとめて割り当てる際の手順が簡略化され、管理者の作業効率向上が図られる。


詳細はMicrosoft Teams will use AI to archive your meetings for Copilot analysis by default, plus 6 more changesを参照していただきたい。