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2,400万回クローンされたオープンソースAIエージェント「Hermes」開発元が135億円を調達 — NvidiaやMicrosoftも出資し企業向け展開へ

10月8日、The Next Webが「Nous Research raises $90M to bring Hermes AI agent to businesses」と題した記事を公開した。オープンソースAIエージェント「Hermes」を開発するNous Researchが9,000万ドル(約135億円)を調達し、企業向けプロダクトの構築に乗り出したことが明らかになった。GitHubで2,400万回以上クローンされたプロダクトを擁するスタートアップが、オープンソースの勢いをそのまま商業展開につなげようとしている。

10月8日、The Next Webが「Nous Research raises $90M to bring Hermes AI agent to businesses」と題した記事を公開した。オープンソースAIエージェント「Hermes」を開発するNous Researchが9,000万ドル(約135億円)を調達し、企業向けプロダクトの構築に乗り出したことが明らかになった。GitHubで2,400万回以上クローンされたプロダクトを擁するスタートアップが、オープンソースの勢いをそのまま商業展開につなげようとしている。


評価額15億ドル、投資家にはNvidiaやMicrosoftも

AIエージェントスタートアップのNous Researchが今回のラウンドで9,000万ドル(約135億円)を調達した。The Wall Street Journalが最初に報じたこのラウンドにより、同社の評価額は15億ドルに達したとされる(Nous自身は評価額を公表していない)。

投資家にはNvidia、MicrosoftのM12ファンド、Samsung、Robot Ventures、Union Square Ventures、Y Combinator、Menlo Venturesが名を連ねる。AIインフラ企業から大手VCまで幅広く参加しており、業界からの注目度の高さがうかがえる。

CEO Dillon Rolnickは自社サイトに掲載したメッセージでこう述べている。

「現代の資金調達において、9,000万ドルは控えめな金額だ。Nousは常に、少ないリソースでより多くを届けてきた」

オープンソースから企業向けへ

Nous Researchは2023年に設立。「中央集権的で閉じたAI」への対抗を掲げ、まずMeta製のLlamaモデルをユーザーの志向に沿う形でファインチューニングする取り組みから始まった。また、オープンモデルのコンテキストウィンドウを低コストで拡張する手法「YaRN」も公開している。

主力プロダクトのHermesは2025年2月にMITライセンスでリリースされた。Hermesの特徴は以下の通りだ:

  • プロジェクトの記憶:過去の作業内容を保持する
  • スキルの再利用:作業中に汎用スキルをコードとして書き出す
  • モデルの選択自由:ユーザーが実行するモデルを指定できる
  • マルチプラットフォーム:macOS・Windows・Linuxに対応
  • 各種アプリ連携:Telegram、Slack、WhatsApp経由での利用が可能

HermesのGitHubリポジトリはすでに2,400万回以上クローンされており、Nous自身の内部推計によると、全世界のトークン使用量の**約2.5%**をHermesが占めているという。

今回の資金の使途:Hermes for Businesses

調達資金は企業向けプロダクト「Hermes for Businesses」の開発に充てられる。Nousが掲げる方針は次の3点だ:

  • 価格目標に応じたモデル選択の柔軟性
  • 企業のAI利用履歴の非公開化(プライバシー保護)
  • 社内ナレッジの自社保有

AIエージェント分野全体への投資熱も高まっており、Nous以外の企業にも大型資金が流入している。ただし、競合他社の調達額・評価額・プロダクト名の詳細については元記事の記載に基づき確認されたい。オープンソースを軸に差別化を図るNous Researchが、急拡大するAIエージェント市場でどう存在感を示すかが今後の焦点となる。


詳細はNous Research raises $90M to bring Hermes AI agent to businessesを参照していただきたい。