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ChatGPTのWorkとChatが1画面に統合へ — ユーザー反発を受けてProの利用枠も2倍に拡大

11月1日、BleepingComputerが「OpenAI says it's doubling Pro usage limits and bringing Work features to Chat」と題した記事を公開した。OpenAIがPro利用枠の50%削減計画を発表した直後、ユーザーから強い反発を受けて撤回し、一転して利用枠を2倍に拡大するという異例の対応を取った。今回の発表はその一連の流れの中に位置づけられるもので、ChatGPTのWorkタブとChatタブの統合、そしてChatGPTとCodexの利用枠共通化という2本の柱から成る。

11月1日、BleepingComputerが「OpenAI says it's doubling Pro usage limits and bringing Work features to Chat」と題した記事を公開した。OpenAIがPro利用枠の50%削減計画を発表した直後、ユーザーから強い反発を受けて撤回し、一転して利用枠を2倍に拡大するという異例の対応を取った。今回の発表はその一連の流れの中に位置づけられるもので、ChatGPTのWorkタブとChatタブの統合、そしてChatGPTとCodexの利用枠共通化という2本の柱から成る。


背景:利用制限削減への批判が引き金

OpenAIはもともとPro利用制限を50%削減する計画を持っていたが、ユーザーからの強い反発を受けて撤回した。今回の発表はその直後に届いたもので、逆に利用枠を2倍に増やすという対応が取られている。Pro 100、Pro 200、Pro 500の各サブスクリプション向けに、WorkおよびCodexの利用枠がすでに2倍に拡大されており、この変更は10月29日付けで有効になっている。

ユーザーの不満を受けて方針を転換し、さらに統合テストの開始を同時に告知するという今回の一連の動きは、競合サービスとの競争が激化する中でPro加入者の離反を防ぐ狙いがあるとみられる。


ChatGPTのWork機能がChat画面に統合へ

OpenAIはBleepingComputerが確認したメール上で、ChatGPTのWorkタブとChatタブを統合した新しい体験を数週間以内にテスト開始すると発表した。当初は少数のユーザーを対象とした限定テストとなる。

現在のChatGPTには、通常の会話を行う「Chat」と、より複雑なタスクを処理する「Work」という2つのモードが分離して存在する。ユーザーはこれまで2つのタブを行き来する必要があり、ワークフローの分断が課題とされていた。この統合により、ユーザーはモードを切り替えることなく、アイデアの探索から実際の作業実行まで一画面で完結できるようになる。

OpenAIはメール内で次のように説明している。

「アイデアを探るところから、ChatGPTがそれを実行に移すまでを、すべて一か所で行えるようになります。ファイルやプラグインを持ち込み、ウェブサイトの構築、プレゼンテーションの作成、ウェブ上でのタスク実行をChatGPTに依頼しながら、作業内容を確認・誘導できます。」

なお、Codexはデスクトップアプリ上で引き続き独立した体験として維持されるとのことで、今回の統合はWebのChat体験に限定される。


ChatGPTとCodexの利用枠が共通化

今回の発表でエンジニアにとってより実務的な影響が大きいのは、利用枠の統合だ。これまでChatGPTとCodexはそれぞれ独立した利用制限を持っていたが、今後は両サービスが同一の枠から消費される仕組みに変わる。

なお、ここでいうCodexはOpenAIが提供するコーディングエージェント製品を指す(※旧来の自然言語→コード変換モデル「Codex」とは異なる。公式情報はOpenAIのCodex紹介ページを参照のこと。リンク先が旧モデルのページである可能性があるため、最新情報はOpenAI公式サイトで直接確認されたい)。

具体的な仕様は以下の通りだ:

  • Unlimited Instantはサブスクリプションに含まれ、共通枠にカウントされない(※「Unlimited Instant」は比較的軽量・高速なモデルによる応答を指すとみられる。重い推論を要する処理とは区別される)
  • より高度なモデルや複雑なタスクは、処理内容に応じて枠を消費する
  • 残り枠とリセット時刻は Settings > Usage から確認できる
  • 枠を使い切った場合は、リセットを待つか、サブスクリプションをアップグレードするか、対象機能向けにクレジットを購入することで対応できる

統合テストへの参加方法

統合テストへの参加は現時点で招待制となっており、対象に選ばれたユーザーにはOpenAIからメールで通知が届く。全ユーザーへの展開時期は明示されていない。

利用枠の2倍拡大(10月29日適用済み)とWorkとChatの統合テスト開始という今回の一連の発表は、ユーザーからの批判に対するOpenAIの迅速な方針転換を示すものだ。特にエンジニア向けに提供されるCodexとの枠共通化は、日常的に両サービスを行き来していたユーザーにとって管理面での利便性が上がる変更といえる。

詳細はOpenAI says it's doubling Pro usage limits and bringing Work features to Chatを参照していただきたい。