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Perplexityが「永続記憶を持つAI同僚」を発表 — 毎朝の説明ゼロで業務を引き継ぐが、月額200ドルの壁

11月6日、Digital Trendsが「Perplexity's new AI coworkers can take over your workload, but they don't come cheap」と題した記事を公開した。Perplexityが発表した永続記憶付きAIエージェント「Teammates」は、業務の文脈をセッションをまたいで保持し続けるという点で従来製品と一線を画す。ただし利用には月額200ドルのMaxプランへの加入が必須であり、タイトルが示す通り「安くはない」。

11月6日、Digital Trendsが「Perplexity's new AI coworkers can take over your workload, but they don't come cheap」と題した記事を公開した。Perplexityが発表した永続記憶付きAIエージェント「Teammates」は、業務の文脈をセッションをまたいで保持し続けるという点で従来製品と一線を画す。ただし利用には月額200ドルのMaxプランへの加入が必須であり、タイトルが示す通り「安くはない」。


「毎朝再説明不要」の永続AIエージェント

AIエージェントの課題の一つは、セッションをまたいで文脈を保持できないことだった。Perplexityが11月5日に発表したTeammatesは、この問題に正面から取り組む。

CEOのAravind Srinivasは、Teammatesを「persistent coworkers(永続的な同僚)」と表現している。従来のPerplexityエージェント「Computer」(2月に発表)はサンドボックス環境で動作し、ジョブが終わるとセッションが消えていた。Computerはブラウザ操作や外部サービスとの連携を担うエージェント基盤として位置づけられていたが、記憶の永続性という点では限界があった。Teammatesはその後継として、ユーザーのProjects、Memory、Skills、コネクター、ファイル、過去のセッション履歴をすべて保持した状態で稼働し続ける。

ここでいう永続記憶(Persistent Memory)とは、ユーザーが過去に与えた指示・設定・フィードバックをTeammateが蓄積し、次回以降のセッションでも参照できる仕組みを指す。単なるチャット履歴の保存ではなく、業務ルールや好みを学習して行動に反映させる点が特徴である。

Teammates build on your Projects, Memory, and Skills that already exist in Perplexity and Computer. This allows you to bootstrap from what you already have inside. All your existing connectors, files, and past sessions have already onboarded your teammates.

— Aravind Srinivas (@AravSrinivas)

つまり「毎朝ゼロから説明し直す」必要がない。これはTeammatesの核心的な価値提案である。


何ができるか

Perplexityが挙げる活用例はマーケティング、営業、サポート、オペレーションと幅広い。具体的には以下のような業務をカバーするとしている。

  • バグのトリアージとQAループの実行
  • セキュリティ監視
  • データ分析
  • A/Bテストの管理

デモでは、広告担当のTeammateがクリエイター広告のCAC(顧客獲得単価)目標達成を検知し、より大規模なキャンペーンを準備して法務チームに契約延長を送付する一連の流れを自律実行する様子が示された。ブランドディレクターが「次回以降は確認なしで同様に対応せよ」と指示すると、以降はそのルールを学習して動作するという。

フィードバックから学習し、ミスを修正できる点も強調されている。


Slackとの連携、レビュー機能

Teammatesはチャットツールとの統合も備える。Slackチャンネルに追加すると、同僚からの依頼を受け取り、チャンネルの変化を監視して自律的に動作する。各Teammateは独立した環境で動作し、ユーザーはその作業内容をレビューしたり、デスクトップを引き継いだり、指示を変更したりできる。

モバイル(iOS)およびデスクトップのネイティブアプリは近日対応予定とされている。


価格:月額$200

現時点でTeammatesを利用できるのはMaxプランの加入者のみで、まずはWebで提供される。MaxプランはFreeおよびProユーザーがアップグレードする必要があり、月額$200となる。

競合他社も自律エージェント領域に参入しており、OpenAIはワークスペース向けエージェント機能を展開している。ただし元記事では競合製品の具体的な製品名までは言及されていないため、ここでは個別製品名の列挙は控える。OpenAIをはじめとする競合各社の製品は、個人ユーザーよりも組織向けに設計されている点で、Perplexityのアプローチとは方向性が異なると元記事は指摘している。

月額$200という価格設定は、個人サブスクリプションとしては高額であり、主にビジネス用途での採用が現実的なラインとなる。元記事タイトルの「don't come cheap」という表現は、こうした価格帯の現実を率直に示したものといえる。


詳細はPerplexity's new AI coworkers can take over your workload, but they don't come cheapを参照していただきたい。